WORLD O’PEN CUP 2014

今回のワールドは、トラフェミュンデ・ウィークというドイツ最大級の夏のセーリングのお祭りの中で行われていました。ギャラリー・観光客含めメ インストリートは人であふれていました。お祭りの一環として行われたことから、すべてにおいて大会の規模としては「破格」でありました。
TV撮影しやすいような海面設定や、スケジューリングなどのレース運営の面でも大会全体からの調整・予定の変更が入ってきました。
また、安全基準が厳しいようで、水上警察及びプロのレスキューが海面に常駐し、また、クラス別の出艇にもかなりの制限がかかるようで、同時に出艇して次々にレースとはいかず、1クラス終わるまで出艇待ちでなかなか出れないこともしばしば。
そうした複雑な事情を、なかなか理解できなかった私達は、予測のできない長い待ち時間の発生や、急な出艇など、予定外の動きに苦しめられた面がありました。
オープンビックのバースはメインストリートからは徒歩15分位だいぶ離れた別の場所にあり、レーザーと共用の芝生とその前の砂浜であって大変広 いのですが、ジュリーオフィスなど総大会本部とは行き来は大変でした。とはいえ、選手達には多くの見たことのない艇主のヨット(国際14フッター、 J22、トルネード、505、420、Yngling)にお目にかかれて、ド迫力の走りを目の当たりにできたことはいい経験になったのではないでしょう か。
日本チームのレースについては、到着翌日7/20からプラクティス7/22まで3日間練習の予定でしたが、チャーター艇の 到着が遅く、強風で出艇禁止が続くなど、本番まで練習できない状況が続きました。このためか、大会初日の強風でバランスが悪く、本来の調子が出せませんで したが、2日目以降は徐々にペースを取り戻し、結果
     U-19  木内宏治選手 5位、
     U-13  抜井理紗選手 2位(女子1位)
            大石駿水選手 10位

と表彰台に3名があがることができました。

 

大会公式成績:http://www.travemuender-woche.com/en/races/2014/lists/index.html

 

動画(youtubeより)

DAY1

DAY2

DAY3